大切な家族が突然の入院、あなたは冷静に対処できますか? 初めての癌(がん)家族マニュアル [歯に衣着せぬ本当のがん療養ガイド(入院・家族編)]
家計を圧迫する入院療養費
■ 看病生活をしながらの仕事と家庭
- 仕事と家計
今、ここを読んでいるあなたはご主人ですか?
それとも奥様でしょうか?
共働きですか?
それとも専業主婦ですか?
入院されたのは奥さんですか?
ご主人ですか?
私〔otto〕の場合は妻でした。
妻が癌(がん)になりました。
発見された時には“末期”でした。
余命は3ヶ月と告げられました。
途方にくれました。
その辺のこころや思いの話は他のページでしています。
ここは、そういった話はせず、ドライに現実を見つめた話をするところです。
?
早ければ・・・医者の言うことが当たれば3ヵ月後に妻はいなくなってしまう。
でも可能性を捨てきれない私はあらゆる事をしました。(それも他のページ)
妻の故郷を気に入り、そこで家族と暮らしていた私は、自営業に転業していました。
それなりに収入もあり、共働きではありましたが、何となく幸せだったんですね。
今思えばですけれど・・・
さて、妻を看病(看護)しながらの家族生活が始まったわけです。
妻の回復のみを願った私は仕事の縮小をしました。
大幅に。
情けないですけど、家庭生活を一手に担っていた妻が入院してしまうと、
妻にまかせっきりで、それにどっかり胡坐をかいていた夫なんて、何の役に立ちませんねぇ。
ほとほと困りましたよ。
仕事も進まないし、家では子供達が心配顔で、病院の面会から帰ってくる私を
待っているんですから。
これから入院費用だって掛かるのにどうしようか?
って悩む毎日でした。 だから妻が加入していた入院保険の担当者にもすぐ来てもらい、色々話を聞いて。
( 保険証書だって教えてもらっても見つけるのに苦労しました。)あなたはどうですか?
ご主人だったら少し分かってもらえるでしょうか?
奥さんだったら、こんどは先の生活のことが気がかりかもしれませんね。
まぁ、どちらにしても、まず保険に入っていたらすぐ確認してください。保健会社に電話して担当者に来てもらえば良いだけですから。
でも、例えば、今は呼び名は変わっているのかもしれませんが、昔、契約した保険にはリビングニーズ特約がついていることがあります。 その請求をする時もあると思いますが、 その時には、病名とか余命を報告しなければいけません。その辺も考えておいて下さいね。
さて話がそれましたが(あいかわらず)仕事をもち、看病(看護)し、家庭を維持していくことの大変さは、いま体験しているあなたになら分かっていただけますか?
もし分かっていただけたら次の話を書きます。
いよいよ本題に入れるでしょうか? それともまた話がそれてしまうのでしょうか?
乞うご期待。
大切な家族が突然の入院、あなたは冷静に対処できますか? 初めての癌(がん)家族マニュアル [歯に衣着せぬ本当のがん療養ガイド(入院・家族編)]